寒暖差に体がついていかない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2024年1月1日能登半島地震から早3か月が経とうとしています。
輪島の朝市が3月23日金石港で開催され、ニュースになったのは記憶に新しいところではないでしょうか。
同日、私は輪島市門前で地域の友の会会員さんのお宅を訪問する行動に参加していました。
あいにくの雨模様でしたが、石川から4名富山から3名の参加がありました。
当日は現地集合だったので、自家用車で高校生の娘と、のと里山海道を終点の穴水まで利用しました。
途中何か所も迂回路が作られ、道路は陥没し、ガードレールだけが宙に浮いている所が何か所もあり
被害の大きさを感じました。
のと里山海道を降りて現地に向かう道中では、倒壊した家屋がそのまま残されているような所もあり被災地の現状がとても厳しいものであることを感じました。
9件のお宅を訪問し、5名の方とお話しする事ができました。
皆さん訪問を喜んでくださり、現在の状況をお話ししてくださいました。
その中で感じたのは、皆さん周りの方に気を遣ってなかなか自分の事を話すことができずにいるのだという事でした。
「本当は誰かに聞いて欲しいと思っていたけど、誰にも言えずにいたから今日聞いてもらえて良かった」
こんな言葉をかけてもらって、私もお話を聞くことができて良かった、訪問行動に参加して良かったと思いました。同行した娘も帰り道に
「今日、来て良かった」
とポツリと言っていました。
訪問行動に行く前は現地でどんな話をすればいいのか、保証制度の事を聞かれたらうまく答えらえないのではないかと心配していましたが、日常のちょっとした出来事を遠慮なく話せ、聞いてもらえるだけで良かったのだなと感じました。
4月も訪問行動は継続して取り組まれるようなので、機会のある方は参加してみてはどうでしょうか。
今回写真も何枚か撮影しましたが、本文への掲載は見送ろうと思います。文字ばかりで味気ないブログですが最後まで読んで頂きありがとうございました。
上荒屋菜の花薬局 事務T