羽咋菜の花薬局薬剤師Hです。
健康サポート薬局が保険薬局業界や巷で話題になっており、当社としても取得を急いでいるところです。一方で、私たちが従来より取り組んできたヘルスプロモーション活動と融合させる形で発展させていいけたらいい、と考えているところです。
んっ?ヘルスプロモーションって...?
日本社会は、超高齢化と健康格差の拡大という大きな健康問題に直面しています。それに応じて、医療機関などのヘルスサービスにも役割の大きな転換が求められています。
第一に、治療や看護などの従来の活動に加えて、ヘルスプロモーション活動に取り組むことです。超高齢社会は、複数の慢性疾患や障害を抱えながら生活する高齢者が多数となる社会を意味します。ヘルスサービスは、「病気を治すこと」に加えて、「地域包括ケアの時代にふさわしく、病気を予防すること、病気や障害を持ちながらでも健康に人間らしく生活できるまちづくりに貢献していく」ことが求められています。
第二に、健康格差の克服に積極的に取り組むことです。健康格差は世界規模で広がり、国際的にも健康格差の克服は喫緊の課題となっています。世界医師会長のマーモット卿も医師が健康格差に取り組むことを強く求めていますが、健康格差の解消はヘルスプロモーションの最も重要な課題となっています。
WHO(世界保健機関)の欧州地域事務局は、このような課題にヘルスサービスが取り組むためにThe International Network of Health Promoting Hospitals & Health Services(以下、HPH)という国際的なネットワークづくりを1989年から開始しました。- 日本HPHネットワーク紹介(公益社団法人福岡医療団 理事長・千鳥橋病院 予防医学科科長 日本HPHネットワーク 日本コーディネーター 舟越光彦氏)-より引用
https://www.hphnet.jp/
うまく言えないので引用させていただきました。個人的にはヘルスプロモーション活動とは健康情報へのアクセスポイントを増やすことと健康を阻害する個人的・社会的要因を見つけ出しそこに手を当てていくことかな、と思っています。
対象者は患者さんのほかに職員や地域住民も対象です。(その点でも今後薬局機能として求められる健康サポート薬局と同じです。)これからの薬局は地域にむけて健康を発信しつつ、地域に健康を阻害するものがあれば取り除く活動をしましょう、ということですね。
前置きがとても長くなりましたが、ヘルスプロモーションを意識してみると意外に難しいのが職員の健康に介入することです。酒、タバコ、インスタント食品、…突っ込みどころ満載です(汗)。
毎日昼休憩に樫〇先生のカーヴィダンスをしています。
ダイエット目的で始めたそうです。カロリー消費につながっているとは考えにくい緩さです。
しかし地道に継続しています。
今では男性職員の目も気にならなくなりました(^^)/~~~。