けんろく菜の花薬局薬剤師Nです。
11月12日金沢で、HPVワクチン名古屋訴訟支援ネットワーク主催学習会が開催されました。
国は4月から、HPV(子宮頸がん)ワクチンの積極的勧奨を再開しました。
けれど、
・HPVワクチンは他の定期接種に比べて重篤な副反応疑いの報告が多いこと。
・重篤な副反応被害者には、学校に行けず、仕事もできず、車椅子生活になったり寝たきりになったり、日常生活を普通に送れなくなってしまった人もいること。
・治療法も確立していないこと。
・HPVワクチンが本当にがんを減らし、がんによる死者を予防できるかまだわからないこと。子宮頸がんは、ワクチンを打つだけでは防げず、検診を定期的に受けることで予防できること。日本の子宮頸がん検診受診率は低いままなこと。
等はまだ十分に知られていません。
学習会には、杖をつきながらも頑張って学生生活を送っておられる被害者の方も参加して、様々な症状で苦しんでいる状況を報告して下さいました。
新たな被害者が出ないよう、多くの方に実態を知っていただきたい。
そして1日も早く治療法が確立して欲しい。
想いをあらたにした学習会でした。