今日から9月、なんか秋っぽくなってきましたねー。菜の花薬局薬剤師Hです。
8/23-24東京で開催された第18回薬害根絶デーに石川民医連奨学生のYさんと参加してきました。
企画1)8/23は16時から前日集会です。今回は東京地裁HPV訴訟の第3回期日当日でもあったため原告の方やその家族の方が日中行われた裁判の報告やご自身の経験を発言されました。原告の方々がワクチン接種後の痛みと格闘する日々を報告され胸が締め付けらます。症状があっても原因が特定されないので詐病といわれ学校に通えなくなるなど周りに理解されない苦しみがどの方からも報告されました。また本来なら夢も希望もある20歳前後の原告が将来を絶たれた絶望感を自分の言葉で語る様子からHPVワクチンが10代に接種されたことの大きな代償だと思いました。
企画2)「健康な人に危険なものを接種してはいけない、本来ワクチン接種は治療のための薬物を上回る安全性が確保されなければならない。」翌日の8/24午前は全日本民医連主催で水口真寿美弁護士を講師にHPVワクチン訴訟の現状を学習しました。
「裁判は原告と弁護士だけでは勝てない、支援者が必要。彼女たちは理解者も少なく孤独です、みなさんは地元へ帰ったら原告の方とコンタクトをとったりHPVワクチン学習会などを企画してぜひ裁判を支援してほしい。」と述べられました。
企画3)昼12:00からは再び、薬害根絶デー実行委員会企画に合流して厚労省前アピールに参加です。
HPVワクチン原告団の方々や薬害被害者団体の代表の方などから厚労省の建物に向かって訴えが続きます。
リレートークには川田龍平議員も参加、「自分の原点は20年前この厚生労働省(旧厚生省)前です!」と。今度は議員の立場でHPVワクチン被害者救済に向けて頑張ってほしいです、期待しています。
厚労省(旧厚生省)入って左側には薬害根絶誓いの碑があります。1999年当時の薬害エイズを反省して厚労省が薬害を繰り返さないよう願いを込めて建てました。
行動の最後に薬害根絶誓いの碑の前で加藤厚労相大臣にHPV原告団から要望書が手渡されます。言葉だけの誠意はいらない、国は国の責任として恒久的救済を確立させて欲しいです。
おわりに)実行委員会からのアンケート用紙に、Q:どうしたら薬害をなくせると思いますか、という設問がありました。薬剤師が危険な薬を見抜き使用に対して警鐘を鳴らすことができたら、少なくとも自分の周りの人は患者にならずに済むかもしれない。石川民医連薬剤師としての責務を強く重く感じてきました。
薬害根絶に向けて力を合わせて頑張りましょう